プレミアリーグ23/24シーズン第27節マンチェスター・C vs マンチェスター・Uのダービー対決が行われました。今回はそのマッチレビューについて書いていきたいと思います。サッカー初心者から見れるように心がけていますのでぜひお読みください!
アクセル全開のシティをくじいたユナイテッドの一発
立ち上がりの布陣はこちら。
シティはいつも通り、ユナイテッドはやはり怪我人が目立ち、いつもとは違う布陣。
キックオフ。
立ち上がりユナイテッドは防戦一方、シティは猛攻を仕掛ける。
前半1分、シティのデザインされたコーナーキック。やはりコーナーキックですらデザインされるようになった時代だと感じる。昨年のブライトンの効果なのか。
今日のシティは右のフォーデンから作り、展開してドクへ届ける形。ドクに対してダブルチームでの対応を見せていたユナイテッド。試合を通してサイドの選手が突破をして崩すというのはなかなか難しい試合ではありました。
前半7分、オナナからのパントキックで一気に陣地をひっくり返しブルーノがキープしラッシュフォードの豪快な一発。ユナイテッドはボール持てていない中で決めきる。シティは逆に前がかりになりすぎたか。一列超えられた時のネガティブトランジションの甘さが立ち上がり目立ったシティが失点。
前半終了までシティがボールを支配するが得点がなく前半終了。
シティは4-2-4、5-2-3のユナイテッドの前4の裏、2の横脇のスペースをデブライネ、ストーンズ、ロドリがうまく使って前進しているのがよく見られた。得点するのは時間の問題であるだろうが、ユナイテッドのポケット管理によりポケット侵入することがあまりできていなかった。
対するユナイテッドは個の質こそ見られるが、2枚のCM脇の対処を考えなければどんどん進まれてしまうだろう。
ちなみに前半終了時点のゴール期待値はこちら。笑
ようやく得点の生まれたシティ
前半途中から5-2-3、4-2-4となっていたユナイテッドをシティはどう崩すか、ユナイテッドはCM脇をどのように守るのか。
後半開始してから前半と同じようにシティがボールを握る展開、ユナイテッドはボールを繋ごうとはするが前に人数がかけられずにとられるシーンが目立つ。
55分、フォーデンがカットインからの素晴らしい一発。
後半入ってからシティは中央へのパスが増えた印象。63分のようないつも通り左右に振って逆サイドの奥へボールを送ってからの折り返しはよく見るパターン。
71分、ユナイテッドのDFラインはシティのアルバレス、ハーランド、デブライネにピン留めされ、前に出ることができず簡単に前を向かせてしまう。これをどうにか上げていかないとユナイテッドは厳しい。
79分、うまくライン間を取ったフォーデン、ベルナルドシウバにつられたダロトの裏のスペースを狙ったアルバレスからのアシストでフォーデンが勝ち越しゴール。
90分にはユナイテッドのビルドアップのミスをロドリがカットしてハーランドのダメ押しゴール。
3-1で試合終了。
まとめ
シティにとって前半は点が決まらず苛立ちを見せていた選手もいたが終わってみれば三得点。これがシティの強さではあるなと感じました。次節のリヴァプール戦に望みをつなげ、天王山を取れるか。
ユナイテッドは前半はうまく守れていた(特にポケット管理)をできていたが、どうしてもサイドの選手のブロックを形成するスピードが遅くそこを狙われていた。リーグ戦2連敗のユナイテッドはどうにか立て直したいところ。
この試合のハイライトはこちら。
今回はマンチェスターダービーについて取り上げました。なにかご要望などありましたら気軽にお問い合わせください。
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