プレミアリーグ優勝争いの行方

プレミアリーグで優勝争いを繰り広げる上位3チームを紹介！
リヴァプール
マンチェスター・シティ
アーセナル
まとめ

プレミアリーグで優勝争いを繰り広げる上位3チームを紹介！

今年のプレミアリーグは上位の勝ち点数が1ポイント差という熾烈な争いを繰り広げています。（3/1現在）今回は現在プレミアリーグ23/24シーズンで優勝争いを繰り広げる3チームについては紹介していきます。

リヴァプール

今シーズンのリヴァプールは現在(3/1現在)でプレミアリーグ首位に立っており、19/20シーズンぶりの優勝を狙っています。指揮官ユルゲン・クロップの下で運動量がとても豊富で激しいフットボールを試み、見ていてとても楽しいサッカーをするチームです。クロップリヴァプールの代名詞でもあるゲーゲンプレッシングは見ていてとても痛快です。

夏に大幅な補強を行い、新陳代謝を促したリヴァプールですがその補強策が当っています。カイセドをとり逃し、日本人の遠藤航が獲得した当初は懐疑的な目を向けられていましたが、今や首位を走るリヴァプールの主力で先日のカラバオカップでは120分フル出場をし、優勝に貢献しています。ただリヴァプールは怪我人に悩まされ、ここからのラストスパートが少し不安なところでもあります。

マンチェスター・シティ

現在（3/1現在）プレミアリーグ2位のマンチェスター・Cは昨季三冠を成し遂げた現在最強のチームとも呼び声が高いチームです。指揮官ジョゼップ・グアルディオラは確固たる哲学を持ち、完璧なフットボールを目指す監督です。マンチェスター・Cは攻守のバランスがもっとも良く、リスクを極限まで減らし、勝つ確率が最も高いフットボールをしているといえます。昨季途中からジョン・ストーンズを偽CBとしDFラインを4枚ともCBにするという戦術をとるなど戦術の最先端を走っているといえるでしょう。

豊富な資金力で移籍市場を賑やかにします。今年補強した選手は様々で大きなインパクトを残した選手はあまりいませんが、失敗といわれる選手もおらず、可能性を感じる選手ばかりで補強策としては成功ではないのでしょうか。ペップシティではジャック・グリーリッシュのように二年目の法則もあるので今シーズン終盤と来シーズンには期待できるのではないかと思います。

アーセナル

現在3位のアーセナルは昨季惜しくも優勝を逃し、今季は悲願の優勝を狙うチームです。アーセナルは攻撃的でテクニカルなサッカーで見る人を魅了しています。また長い歴史があり、偉大な選手、偉大な監督が多いクラブでもあります。指揮官ミケル・アルテタはベースで4-3-3のフォーメーションを用い、ポゼッションを志向し攻撃的なサッカーを展開しています。22/23シーズン前半では圧倒的な強さでプレミアリーグを支配していましたが、後半戦になると選手層の薄さなどが出て失速してしまいました。しかし7シーズンぶりのCL権獲得など名門の復活に貢献しています。

今シーズンは昨シーズンの反省を活かし、大幅な戦力補強に踏み出し、獲得に巨額の資金を費やしました。特にアーセナルの歴代最高移籍金額を塗り替えたデクアン・ライスは大活躍中です。守備能力が高く、CBとしてもプレーできるユーティリティ性を持ったこの選手はアーセナルにぴったりと言えるでしょう。日本人として注目したい冨安健洋は対人守備では無類の強さを誇り、高い戦術理解、両方の足を使える点で重宝されていますが、怪我が多くシーズンをフルで戦えていません。シーズン終盤には戻ってくると思うので期待して待ちましょう。